クロト

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基本情報 †

画像	プロフィール
	名前	クロト
	レア度	★3
	職業	葬儀師
	型番	Mortician-3
	企業	UAS
	誕生日	12月31日
	役割	ガード
	攻撃範囲	1グリッド
	能力タグ	防御
	CV	小澤亜李
	実装日	2023/10/11
	入手方法	上級検索
詳細
Mortician-3はUASにより開発された葬儀用人形で、主に葬礼の主催と逝者の埋葬を生業としている。葬儀の需要が多様化するに伴い、Mortician-3には最先端の宗教民族データバンクが加えられ、多種多様な背景を持つ逝者の壮麗に対応可能だ。業務の特殊性から、Mortician-3の感情モジュールには最適化が施されており、人間の複雑な感情に共感、対処できるように。さらにオプションとして、埋葬をサポートする棺桶状のマシンが付属している。 クロトはMortician-3のプロトタイプだ。彼女の同僚であった二名の葬儀用人形が、稼働中にアクシデントに遭遇し、プロジェクト「Moirai」は中止となった。数ヶ月後、同プロジェクト責任者の推薦でクロトとそのサブメンタルである「ヘル」はテストに合格し、ニューラルクラウド計画に加わった。

スキル †

パッシブスキル：バタフライリグレット †

	名称	パッシブ		CD:

オートスキル：運命の裁断 †

	名称	オート		CD:13s

必殺技：メメント・モリ †

	名称	必殺技		CD:30s

算法スペース †

ギフト †

◎
			-	-
紅茶セット	苺ケーキ	蜂蜜	-	-
△
			-	-
プラモデル	ケーキ詰合せ	お一人様セット	-	-

親密度 †

メンタル映写 †

背景 †

ボイス †

ゲームにおいて †

味方の戦闘不能を防ぐ範囲防護型のガード。
戦闘中、条件を満たすことにより、自身を含む味方の戦闘不能を6回まで防ぐことができる。
敵の後衛攻撃や瞬間火力から味方を防護することに長けたガードで、敵の攻撃を受け止めるだけに留まらない防衛能力を持つ。
オートスキルでは対象となる敵1体に味方の攻撃を集中させることが可能。同時に、通常攻撃が命中するごとにクロトの演算防御力に比例した追加ダメージを発生させるようになる。
武装刻印解放後は、味方の戦闘不能を阻止する条件が緩和され、より運用しやすいガードとなる。
また、敵に短時間の盲目やダメージ増加を付与する能力を得ると同時に、ある程度の自己回復能力も獲得。防御面の支援能力が拡充されるだけでなく、味方の火力を強化できるようにもなる。

・パッシブスキル

• クロトの物理/演算防御力+30%。
• 敵味方の非召喚ユニットが撃破されると、「幽蝶」のスタック+1。
  • 幽蝶
    最大5スタック。
    1スタックごとにクロトの物理/演算防御力+6%。
    戦闘中に到達した幽蝶の最大スタックの数+1回だけ、「庇護」を発動できる。
  • 庇護
    クロトを含む味方が戦闘不能になると、その味方を対象として発動する。
    対象の戦闘不能を回避させ、クロトの最大HP40%分のHPシールドを付与する。
    対象は5秒間に渡って行動不能になる代わり、1秒ごとに最大HP8%分を回復する。付与されたHPシールドが破壊されると、行動不能と回復の効果は中断される。

庇護状態の味方は行動不能になるだけでなく、スキル充填が停止し、戦術スキルのワープ等によって移動させることもできなくなる。
庇護を発動しても幽蝶のスタックは減少しない。
味方の召喚物は庇護の対象にならない。

味方の戦闘不能を最大で6回無効にできる。敵もしくは味方の撃破がなければ発動回数は戦闘中1回のみであり、ボス戦では活用しにくい。
庇護状態の味方は依然として敵の攻撃対象に選ばれる。復活した後に即座に撃破されてしまう可能性もある点には注意を払っておきたい。
また、メディックが庇護状態に入ると5秒間は回復が途切れる部分も運用上の注意点となる。

パッシブの防御力上昇によるダメージの減少割合は、幽蝶のスタック数に応じて20～30%程度となる。

・オートスキル

• 発動時、対象に自身の演算力100%+演算防御力300%分の演算ダメージを与え、味方の攻撃対象をその敵に切り替える。
• オートスキルの対象となった敵を「集中砲火」状態にする。
  • 集中砲火
    8秒間持続。
    味方は集中砲火状態の敵を優先して攻撃しようとする。効果時間中は常に有効。
    この効果の対象になっている敵に味方が通常攻撃を行うと、クロトの演算防御力50%分の演算ダメージ「派生」の追加ダメージが発生する。

必要な移動経路が敵や障害物、もしくは味方に塞がれている時、味方は攻撃対象を集中砲火状態の敵に切り替えない。ただし、破壊可能なバリケードによって経路が塞がれている場合は、そのバリケードの破壊を試みる。
集中砲火による追加ダメージは通常攻撃の実行1回毎に発生する。1度の通常攻撃が多段ヒットする場合でもダメージの発生は1回のみとなる。
召喚物の通常攻撃によっても追加ダメージは発生する。

味方の攻撃対象の変更は、遠隔ユニットの射程を伸ばしてくれるわけではないため、後衛の不必要な移動を引き起こしがちであり、扱いがやや難しい。
火力を集中して素早い各個撃破ができれば有利な状況を作れるが、実際の所、早い段階で撃破しておきたいのは敵の後衛であることが多く、攻撃対象に指定するためにクロトを敵の後衛に向かわせると、フィールドの位置関係に不都合が発生することが多い。
とはいえ、常に役に立たないとは限らない。また、ハンナのような味方の集中攻撃を必要とするスキルとの連携や、ランダムの敵を攻撃するスキルの攻撃対象を固定するといった活用方法もある。

味方の通常攻撃毎の追加ダメージは、味方5人の平均攻撃速度を低めに100と見積もったとしても、8秒間で演算防御力1000%の出力となる。
これは対単体では支援的なユニークが補助的に持っている攻撃スキルと同等程度の倍率と評価できる。編成によっては準アタッカーと言ってもいい出力を発揮する。ただ、演算防御力を参照するため、関数を通しての強化が少しやりにくい面がある。

・必殺技

• 発動後、クロトの攻撃対象に2秒かけて演算防御力60%×5の演算ダメージを与える。10秒間持続。
• パッシブスキルで獲得した幽蝶1スタックごとに、2秒ごとのヒット数+1。
• 与えたダメージの100%分だけクロトのHPが回復する。

幽蝶が5スタックしていれば、2秒間に10回のダメージが発生し、10秒間では合計で演算防御力60%×50=3000%の出力になる。
関数のない環境であれば、算法次第でクロトの演算防御力がアタッカーの演算力を上回っている場合もあり、侮れないダメージが発生する。
少なくとも、クロトのHPを完全に回復する程度のダメージを与えられる。回復を目的にして使用するなら優秀な必殺技と言える。

・武装刻印

• 武装刻印Ⅰ
  • 庇護の発動時に味方に与えるHPシールド倍率がクロトの最大HP100%分になる。
  • クロトが4回の回避を行うごとに幽蝶を1スタック獲得できるようになる。
    この刻印によって幽蝶の獲得条件が大きく緩和され、単体の敵が相手でも防御力の上昇や庇護の発動回数を確保できるようになる。
    一般的な敵の攻撃速度は100前後であることが多いが、この場合、通常攻撃の頻度は2秒に1回。クロトの回避率が30%なら、敵1体の通常攻撃から27秒に1回程度の頻度で幽蝶を獲得できることになる。
    27秒に一回はやや長いが、敵が複数存在するなら、敵の強力なオートスキルに対処できる程度の頻度で獲得できると思われる。
    単体のボス敵を相手にする場合は不足のある獲得頻度かもしれない。特に高難度の環境では、高いスキル加速によって高頻度でスキルを発動してくるボスも多い。刻印Ⅲマイや聖霊のラヴの支援があると庇護が有効に機能する場面が増えると思われる。
    クロトをボス戦でも通用しやすくする刻印であり、★4時点での解放を推奨できる。
    庇護時に味方に与えるHPシールド値が増加する強化を考慮すると、以降は安定性算法のメインOPを演算防御に振りやすくなるかもしれない。
• 武装刻印Ⅱ
  • オートスキルの対象に盲目効果を付与し、対象の被ダメージ+30%。3秒間持続。
    盲目効果は状態異常抵抗の影響を受けるが、被ダメージ増加は抵抗の影響を受けない。
    CD13秒のオートスキルに対して、持続時間が3秒と非常に短い。
    それでもクロトに新たな支援手段を与える刻印であり、解放によって多少ではあるが汎用性が向上する。
    なお、スキル加速が60%あればオートスキルは8秒ごとに発動し、ある程度マシな稼働率を得られる。
    盲目に関しては、高難度の環境では敵の状態異常抵抗が1000に達している場合もあり、効果時間が0になることはない様子ながら、デバフとしての存在感は薄いかもしれない。何らかの理由で盲目を少しでも長く維持したい場合は、ウィロウなどと合わせて維持の助けになってくれると思われる。
    刻印Ⅱの効果量は大きいとは言えず、コストパフォーマンスに問題がある。Ⅲはそれなりに価値があるため、通過点として解放する選択肢はあるが、リソースが逼迫しているなら、Ⅱ、Ⅲともに余裕が出てからにする選択肢もある。
• 武装刻印Ⅲ
  • クロトの通常攻撃に、演算防御力50%×幽蝶スタック数の追加ダメージが発生するようになる。クロトはこの追加ダメージで与えた値の20%分を回復する。
  • 対象が盲目状態だった場合、この刻印による与ダメージ+30%。
    スキル説明上での言及はないが、この刻印では派生ダメージを与えているように見える。
    クロトの攻撃速度と幽蝶に依存する追加ダメージであり、オートスキルと比べて編成による性能の差異が小さい。
    幽蝶を5スタックできる長期戦においては、オートスキルのダメージを上回ることもある。ガードながら一定の攻撃能力を持つ、というクロトの特徴を確実に拡張してくれる刻印と言える。
    回復の機能については、幽蝶5スタック時、70レベルのクロトの演算防御力が3000に達しているなら、10秒間で発生する回復量は4000程度、つまり最大HPの10%程度となる。これは敵の防御力によってダメージが半減されるものと想定した値になる。
    ダメージ増加や攻撃速度のバフ、敵の防御力の低下によって数値を改善できれば、それほど悪くない回復量が発生する。とはいえ、幽蝶を5スタックしてこの数値であり、短期戦ではほとんど効果がない。
    それでも編成全体のダメージ出力は確実に増加する。編成や関数がオートスキルの追加ダメージを効果的に活用できる状況なら、この刻印のダメージとあわせてアタッカーレベルの出力も発揮可能になる。
    耐久力への貢献は長期戦ではそれほど悪くないもので、庇護の発動回数が尽きるような戦いで役に立つかもしれない。
    ただ、庇護が尽きるような長期戦は珍しく、防御の面でこの刻印が有効に機能する場面は少ない。解放はリソースに余裕が出てからにするのが無難かもしれない。

・総評
味方全体の防護に特化したガード。
味方の撃破を阻止し、復活させることが可能という、味方を防護する上で一つの際立った能力を持つ。
自身の撃破も阻止できるため、ガードとして敵の攻撃を受け止める能力も高い。
発動条件の問題でボス戦では活用しにくいが、武装刻印によって条件が緩和され、多様な状況で運用しやすいガードとなる。
他のガードと比較すると、瞬間的に大きなダメージが発生する状況や、不意に後衛が攻撃を受ける状況に強い部分が特徴となる。
一方、クロト本人のダメージを低減させる能力や回復力は比較してやや低く、刻印Ⅲで一定の改善を得られるが、庇護の機能しない状況では厳しい戦いを強いられがちになる。
そうは言っても、庇護は防御手段として優秀であり、敵の強力な攻撃を切り抜ける手段になり得る。味方全体を防護するガードとして、広く通用する能力を発揮してくれるユニットと言える。

小ネタ †

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